- 副社長
-
サメってね、第六感があるの知ってますか?
シックスセンスっていうやつで、実は全ての生き物は筋肉から微弱な電流が流れててサメは五感以外にそれを感じとることができるんですよ。
例えば、砂の中に隠れている小さな生き物もサメはすぐに見つけちゃうんです。
- 宝来麗子
- 詳しいんですね。
- 副社長
-
昨日ネットで調べてきました。
男ってね、デート前にいろんな雑学仕込んでおくんですよ。
- 宝来麗子
- 大変ですね。
- 潤之介
-
俺の彼女なんです。
付き合っているんです。
俺たち。
- 鈴木奈未
-
わたし、潤之介さんが彼女っていってくれて嬉しかったです。
ちゃんと付き合っているのか分からなかったから、
りおさんの事を私から聞くのもどうなんだろうって思っちゃって。
- 潤之介
-
ふふ。可愛い。
奈未ちゃん、ずっと一緒にいようね。
- 鈴木奈未
- はい。
中沢と奈未の会話
- 鈴木奈未
-
夢を仕事にするって何だろう・・・って。
おこがましいんですけど、もし私が編集長の近くにいたら、編集長倒れなくてすんだじゃないかなって。思っちゃって。
- 鈴木奈未
- 私、誰かのためにするのが仕事だってずっと思ってて、そしたら、中沢さんたちみたいに、やりたいこと仕事にするのって仕事じゃなくて、お金もらえる趣味なのかなーって、思ったり
- 中沢
-
仕事に意味付けてどうなる?
考え方なんて、人それぞれなんだから、答えなんてでるわけないだろ。
いろんな考え方があって、いろんなスタイルがあって。
総じて仕事じゃねえの?
- 中沢
- おまえ、編集長の事心配だったなら、呼ばれるの待ってないで、顔をみてこい。
- 鈴木奈未
-
編集長、MIYABIを守るってなんですか?
だって、みんなが思うようなページを作れなかったら、守る意味なんてないですよね。
私、雑誌編集のこと、まだ何も全然わかっていません。
でもMIYABI見ると、ずごく元気になれるんです。
それに、MIYABIを読んでくれる人のためにも、MIYABIを楽しみにしてくれている人のためにも
MIYABIはMIYABIのままでいてほしいです。
- 宝来麗子
-
あなたに言っておかないとと思って。
ありがとう。
何を守るべきか、あなたに教えてもらうなんてね。
それだけ。
- 潤之介
-
たまのお肉はどんなお薬にもまさる!
俺の作ったことわざ。
- 鈴木奈未
-
夢なくてもいいんだって、言ってくれて。
私、それがすっごくすっごく嬉しくて、
だから、
大好きで。でもたぶん、私じゃないんです。
潤之介さんが思っているのは、私じゃないんです。私じゃないんです。
- 中沢
- あんたがそんなんだったら、俺、遠慮しないから。
- 中沢
-
鈴木、俺、お前の事好きだわ。
俺なら、お前の事泣かせない。
7話は、奈未と中沢さんが終電乗り過ごして、長野の旅館に泊まることになります。
さあ、潤之介どうする??
楽しみですね♪♪♪